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工程紹介

株式会社浅賀井製作所が得意とする、さまざまな製造工程の一部をご紹介します。

単発プレス工程

単発プレス工程

工程ごとに、単発でプレス加工を行う方法。もっともシンプルな加工法として知られており、人の手によって作業が行われるのが前提です。
基本的に1種類の加工に対応する金型は1型1工程になります。
1種類の加工を順番に多いものでは10数工程(10数人)かけて順番に形を変えて完成品となります。
一般的に多品種少量生産に向いている工程です。

製造部プレス課
順送プレス工程

順送プレス工程

順送り金型と呼ばれる専用の型を使い行うプレス加工の方法。
複数のプレス加工における工程がひとつの金型の中に作られており、ロール状の長いコイル材をプレス機にセットして順送りすることで加工を行います。
加工は基本的に人は介在なしでプレス完成品として金型から排出されます
大量生産を行う場合は、もっとも優れた方法です。
ただし、金型の設計と加工が複雑になるため、金型製作のコストが高額となります。また、大型の加工品には適用が難しいのもデメリットです。

製造部プレス課
仕上組付け工程

仕上組付け工程

仕上組付け工程とは、プレス加工された部品に、他の部品(自社プレス加工品や他社購入部品)を組付ける作業を行う工程となります。専用の加工機械で組付けたり、エアードライバー等道具を使用して部品どうしの組付けを行います。
ライン作業ではなく、与えられたスペースに専用機械や工具が設置されており、複数の部品を組付けて、1つの製品としていきます。
組付け作業は単純作業の繰り返しです。そのため、単純作業を繰り返し行うことが好きな人や、同じ作業をコツコツ続けるのが苦にならない人には、向いている作業と言えます。

製造部 仕上課
溶接工程

溶接工程

溶接とは、「ふたつの別々の物質を溶かして結合させる方法」を指し、接合させる部分に熱を加えることで溶かして結合させる方法です。
接合部だけを溶かす方法と、別の材料を使用して溶かしたものを利用する方法があります。
溶接工程とは、溶接機で接合部を溶かす為に、銅でできた電極に多量の電気を流し、部品に熱を加え、鉄どうしを溶かして結合させる作業や別の材料(溶接棒)を溶接ロボットにより、溶かして部品どうしを接合させる作業を行う工程となります。
専用の溶接機で、作業者は部品のセットを行い、加工ボタンを押せば溶接出来る様になっており、組付け作業の一環として行う工程となっています。

製造部 仕上課
トランスファーライン工程

トランスファーライン工程

一般的なプレス加工は単発、順送、トランスファーでも横方向に金型が並び順に加工されていきますがこの工法は縦方向に加工されます、金型が縦に並んでいるイメージで油圧プレス機によりゆっくり加工されることにより徐々に成形され形作られていきます。
従来なら大型のプレス機と金型が必要であった製品を、設備、金型が小型化できるのがメリットになります。
その反面、設備、金型とも従来工法より精度が必要になります。

製造部プレス課
ラインペーサー工程

ラインペーサー工程

プレス機が横並びで1ライン8台から10台設置され、その各プレス機の間に自動搬送機が置かれ、プレスされた加工品を自動搬送機にセットされた吸着アームにて1回のプレス加工終了ごとに、次のプレス機に送ることにより、徐々に自動で完成させていくプレス工程のことを言います。
単発プレスラインでは、プレス機1台に付き最低1人は作業者が必要ですが、ラインペーサーラインでは、オペレーターと最終工程後に、加工品の確認後、箱詰めを行う作業者の2名1組で、複数のプレス機を扱う作業となります。人が1回1回プレス機を操作することはありませんので、一定の時間で加工品が流動でき、少人数で作業を行う事ができる効率の良い工程です。

製造部プレス課